そらの孔日記

荒井ミサがたまーに書く日記。

22歳になる前に

実家のコタツからこんばんは、荒井ミサです。2018年もそろそろ終わりますね。私の21歳もあと2時間41分で終わります(現在12/30/21:19)。

なんかTwitterとか見てると、【出演履歴】とか【今年の活動まとめ】みたいなのが流れてきてて。あ、今年の活動まとめはもう下書きにあるのであとでアップします。で、私もやってみるかーって、前述2つと【演出履歴】をまとめてみたんですよ。そしたら気付いたことがあったから、忘れる前に、22歳になる前にといそいそとブログを書いてます。

 

 

演出履歴

 

2年前に脚本演出をはじめて、毎回「しあわせ」を掘り続けるお話をしていて。それはわかってたんです。

ほら、「ヒト×しあわせ×アイロニカルエンタメ」なんて言ってますから。ヱウレーカ。しあわせに対する私の執着だったり何だったりによるものなんだと思うって話は前にしました。(※多分幻壊パラダイムの振り返り記事)

 

でももう1つ共通点があって。それに気付いて頭抱えてこいつぁ覚書だけでもしとかなきゃと思って書いてるんですよ。やばい、お母さんに早くお風呂入れって言われる前に書ききらなきゃ。

 

 

もうひとつの共通点

結論から言うと、「反抗」です。スムーズに説明する為にも各作品の内容をパパっとまとめますね。

 

ミネルヴァの梟 … 人間の顔面ランクを牛肉のランキングのようにランク分けし、「美人制度」が施行された格差社会大学生達のテロを引き金に発生する、法の抜け穴、「名字のない一族」、キャラクターから物語に対する反乱、作者という名のデウス・エクス・マキナ、etc....

銀河鉄道の夜明け …… 2幕モノ。1幕は銀河鉄道の夜を全力で駆け抜ける。2幕では「銀河鉄道の夜」の幾多の改稿にて消えたブルカニロ博士をキーパーソンとして、新解釈、本来の物語世界の道筋への疑問視、改変、etc...最終的にカムパネルラが生き残ったり平行世界でカムパネルラを突き落としたジョバンニがブルカニロ博士だったりします。

新世界より …… 荒井版歴史。戦時中の日ノ本にて、悪魔の囁きから機械の心臓を開発した主人公の青年を中心に、秘密警察、上皇、据え置かれた天皇、魔女と謳われる少女が戦争の歴史へ巻き込まれてゆく。善意の一方通行、なるべくしてなる革命家、民意、求められる弱者、各々のしがらみへの反抗、曲げられない歴史、etc...

④幻壊パラダイム …… オール電化国家の電力供給がストップ。テロリストに友人を人質に取られた大学生達は取り戻しに向かうが、そこでは過去の因縁の清算が待っていた。そしてこの「娯楽」は、つまらない。善悪の判断、清算、思い出への反抗、自己愛、過去の反乱、メディアの暴走、娯楽の脆さ、etc...

 

気付いた時の私「は、反骨精神〜〜〜〜!反抗心〜〜〜〜〜!」

 

なんというか、革命とかテロとか起こしたがるのだけど、結局何かに反抗したいって思い続けて生きてるんじゃないかなって。テロを起こしたいとまでは言わない。でも、嫌なことは嫌だし、気に入らないことは気に入らないし、自分の方を見てほしい時はあるし。

なんてことを実家に帰ってきて、親と一緒にいるとひしひしと感じて。いま無心で書き殴ってます。お風呂入れって言われたんで入ってます。

反抗することによってどうしたいかって、自分の好きなようにしたり、思ったり思われたり、したいんだろうなって。つまるところ、最大の自己愛の形なのかもしれないなって。自分で自分を愛すための手段かもしれない。頑張ったご褒美に美味しいご飯食べたり、遠出したり、化粧品買ったりするのと同じで。なのにどうしてこんなにトゲトゲがついちゃうんだろう。

 

そろそろ、ほら、あと1時間55分で22歳だし、自分のこと愛すための手段を、他にも沢山見つけた方がいいんじゃないかなって思ったのでした。

私、就職するけど革命家に就職するんじゃないしね。

 

ではでは。